05 28
見沼の池で睡蓮を撮影中に、レンズの端に動く飛行物体が見えました。ご覧のように黒く見えるので、カラスかと思い気を緩めてしまったところ、池に着水。それにオレンジ色の嘴 これはカラスではない! 急いで雲台をフリー(ヨドバシカメラの三脚の先生の教えに従い)して連写しました。バンの後ろにカメさんが浮上しているのわかりますか。
バン(鷭・学名Gallinula chloropus)とは、ツル目クイナ科に分類される鳥。
体長は35cmほどで、ハトくらいの大きさ。成鳥のからだは黒い羽毛におおわれるが、背中の羽毛はいくらか緑色をおびる。額にはくちばしが延長したような「額板」があり、繁殖期には額板とくちばしの根もとが赤くなる。足と足指は黄色くて長く、幼鳥はからだの羽毛がうすい褐色で、額板も小さい。
オセアニアを除く全世界の熱帯、温帯に広く分布し、中央アジアや沿海州、アメリカ東部などで繁殖したものは冬には暖地へ移動する。日本では東日本では夏鳥で、西日本では留鳥となる。分布域が広く、地域ごとにいくつもの亜種に分かれている。
湖沼、川、水田、湿地などに生息するが、公園の池などにも生息することがある。長い足を高く上げながら水際や浮いた水草の上を歩き回る。泳ぐことも水にもぐることもできるが、足に水かきはなく、尾が高く上がった前のめりの姿勢でぎこちなく泳ぐ。食性は雑食性で、昆虫、甲殻類、植物の種などいろいろなものを食べる。
水辺に巣を作るが、ヒナは生まれてすぐに歩くことができ、巣立ちも早い。成鳥はひと夏に2回繁殖することもあるが、2度目の繁殖では1度目のヒナがヘルパーとして両親の手助けをすることもある。 |
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